著名ブランドの名前やロゴを盗用したり、真似したりする行為がさらに厳しく取り締まられｒことになりそうです。不正競争防止法が改正され、早ければ、2005年末にも施行される見通しです。

　これまではブランド名盗用には刑事罰は適用されていなかったのですが、新法案が成立すれば、刑事罰とした処罰されることになります。しかも、「ニセモノだから、安くしとくよ」と販売員が告げて販売するようなケースも取り締まり対象になります。

　ブランド名やマーク、本来の商品分野とは異なる商品やサービスに転用する行為も禁止されます。例えば、パチンコ店「ルイ・ヴィトン」や、クラブ「シャネル」などは取り締まり対象になる可能性があります。

　有名な商品の外見そっくりに作った模倣商品の売買も刑事罰の対象となります。例えば、エルメスの「バーキン」バッグや、アディダスの「３本線」を真似た商品は、製造だけでなく、販売も処罰されます。